札幌国際芸術祭12ヶ所を観て感じた問題点
更新していない間に札幌国際芸術祭のスタンプラリーをゴールさせていました。
スタンプのマスが埋まると、景品が貰えます。
クリアファイルでしたー。
ティッシュは他の会場でも貰えます。
SIAFとコラボしているカフェに行ったらコースターもSIAFバージョンでした。
貰わなかったけど、たぶんくれると思うよ。
今回行った12会場、私はこうやってまわりました↓
・500m美術館 大通りからバスセンターまでの地下
・HUG ファクトリーの近く
2日目 ・モエレ沼
3日目 ・札幌芸術の森
・札幌私立大学 芸森から徒歩すぐ
4日目 ・CAI02 大通り駅の1番出口
・札幌市資料館 大通り公園のはじっこ 西11丁目駅近く
・北専プラザ佐野ビル すすきのラウンドワンの近く
・AGS6・3ビル 佐野ビルの近く
・金市館ビル ラルズ跡 現パチンコ屋の上
5日目 ・北海道大学総合博物館 北大の敷地内
こうしてまわって、札駅の東コンコースでグッズを交換しました。
身軽な人はもっと少ない日数で回れますよ。
うちは子どもがいるので、時間と行ける場所も限られたため、このように細かくなりました。
子どもを連れて行くときは基本的にベビーカーを使っていますが、ベビーカーでは行けないという場所もあります。
4日目のすすきのエリアですが、資料館以外はベビーカーで見てまわるのは難しい会場ばかりです。
CAI02は一度挑戦してみましたが、会場にたどりつけませんでした。
会場が地下にあって、階段のみのため下りることができません。
他の4日目の会場は、会場まで行くことはできますが、展示内容的に無理です。
というか子どもを連れて行くような感じではないですね。
500m美術館は市民なら通る機会も多いと思いますが、ファクトリーへ行くためのバスセンター駅までの地下通路ですね。
実はココ、ベビーカーで通りぬけることができません。
バスセンター駅からは地下までエレベーターがあるので下りることができるのですが、大通り駅側にはエレベーターがないので上がることができません。
行き止まりになってしまいます。
バスセンターまで引き返すか、大通りで短い謎のエスカレーターか階段をのぼるしかないのです。
今まで何度も歩いてるのに全然気がつかなかった!
あと、何気にベビーカーが難しいのが芸術の森です。
野外展示を見る時には山の方へ入っていくので難しいんですよね。
ちなみにモエレ沼も。
展示はピラミッドの中で、階段も多く美術品の中に入ることがあるため不向きです。
とはいえうちの子どもは歩ける年頃なので、芸森やモエレ沼は場所が広く、沢山運動できて良い場所です。
モエレ沼なんかは1日がかりで遊べます。
さて、今回ベビーカーを使用することで会場について色々考えましたが、とても不便が多いと感じました。
しかし、ベビーカーの場合は子どもを歩かせたり抱っこすれば良いだけの話なんです。
問題は車椅子だった場合。
ベビーカーで行けないと感じた場所は車椅子でも行けないのです。
つまり、行けない場所、見られない展示が多いということ。
普段身一つで動いていると大した不便を感じなくても、階段NGという少しの制限ができるだけでこれほど不便なものなんだということを感じました。
もちろん展示自体は作家さんのこだわりがあっての作品なので、見ることが難しい場合があることは仕方ないですよね。
でも、もう少し優しくてもいいのかなって思いました。
12会場をまわって、車椅子に乗った方は見かけませんでした。
じゃあどうすれば良かったの?
と考えてみても私には答えがわかりません。
とりあえず、会場の場所がわかりにくいので詳しいアクセスマップがあった方が便利だと思います。
市民なら行ったことがなくてもあの辺だな~と想像できますが、道外から芸術祭を見に来た方には不親切な案内です。
ネット上でアクセスマップを見ることもできますが、スマホに慣れてない人には難しいと思います。
これだけSIAF関係の冊子が配られているのに、なぜ詳しいアクセスマップがないのか不思議です。
ベビーカーや車椅子での行き方、利用や鑑賞方法がまとめられていると良いのにな
と思いました。
国際芸術祭という名前でありながら、少し閉鎖的な印象の残る2度目のSIAFでした。
でも、子どもにも見てもらおうという企画もあったので一緒にやりました。
おばけのマールのスタンプカードです。
子ども用と言いながら(子ども専用とは書いていない)大人だけでも押してもらえます。
6箇所でグッズを貰えます。
グッズはこっちのシールの方が可愛いじゃんね!!
色々見てまわって感じたこととしては、市民のためにやっているということ。
こんな場所にこんなものがあったんだ!という発見があります。
思い出の場所や懐かしいものに出会えるかもしれません。
逆を言えば、これを機に観光産業を動かそうという気持ちは感じられないということです。
それはそれで札幌っぽくて良いのかもしれませんね。